2023年2月9日〜10日に、熊本県家畜市場にて黒毛子牛のセリ市が開催されました。
1月の中旬以降、枝肉価格が低迷しており、肥育農家が生き残って行くには、素牛の導入価格を下げるしかない状況です。
よって、今月は子牛のセリ価格は、下げるだろうと予想していましたが・・・!
第1日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 701,368円(前回比 +2,534円)
メス 599,689円(前回比+14,330円)
第2日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 746,220円(前回比+47,386円)
メス 615,305円(前回比+29,946円)
両日の平均セリ結果は以下の通り。
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去勢 725,331円(前回比+26,497円)
メス 606,537円(前回比+21,178円)
予想に反して上げとなりました。肥育農家さんの購買意欲は強く、欲しいなと思う牛は、70万円(セリ価格)~、これはという牛は、80万円(セリ価格)~というような感じでした。
佐々畜産の導入牛がこちら(すべて税込みです)。
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今回の素牛達だと、出荷時の平均枝肉重量が530kg前後、平均BMSが10~11の間くらいではないでしょうか。
こんな時だからこそ、すべての導入した牛達の能力を最大限発揮させる努力をすべきだと思います。