ゴールデンウイーク中も含めてしばらく出荷がありませんでした。そこで、せっかくなので去年の我が家の肥育成績を振り返ってみようと思います。

2025年の全出荷頭数は、118頭でした。この頭数には、外部導入も自家産も去勢もメスも含みます。
また、この成績には廃用出荷の牛も入っています。(ただし、以前日々のニュースでもお伝えした14ヶ月齢の事故牛に関しては、月齢があまりにも若いので、この1頭のみ除外しています。)
結果を見てみると、平均BMSは11.4、5等級率は98.3%でした。
そして、上物率は100%、最上級のBMS12が7割以上出る結果となりました。
(ちなみに、黒毛和種の上物率とは、4等級以上を言います。)
これらの結果は、10年前では考えられない数字です。
この肥育成績の向上の一番の要因は、素牛の能力の向上です。また飼養管理の面でも、大きく進歩していると思うのです。
と言うのも、これまでの黒毛和種の肥育というのは、経験を必要とする職人技のみが為せる、感覚的な管理を重要視する世界でした。
しかしながら、現在は肥育飼料や肥育理論も完成しつつあり、飼養管理のマニュアル化が可能な世界へと変化してきています。
佐々畜産のように従業員さん中心で管理していても、このような肥育成績が出せるということがそれを証明しているのではないでしょうか。
次に、全体の肥育成績を外部導入と自家産に分けてみました。

結果はというと、外部導入の方が平均BMSが若干高くなり、枝肉重量は外部導入の方が大きくなりましが、これは自家産の方がメスの頭数の割合が高さが反映していると思います。
そこで今度は、全体の肥育成績を去勢とメスで分けてみました。

私も今回の分析まではっきりとは分からなかったのですが、メスの方が頭数は少ないものの、平均BMSが圧倒的に高い傾向にありました。
普段からメスの方が肥育成績が良い印象はありましたが、これほど良いとは思いませんでした。
我が家の基本飼料、増飼のスピード、ビタミンコントロールや管理する部屋の広さなどが、メスに適応しているかもしれません。
今年は、去勢もメスに負けないくらいの成績が出せるように日々精進して行きたいと思います。
