佐々畜産では、外部導入した翌日から全頭検温(体温を計ることを言います)を1週間実施しています。
この全頭検温により、導入後の呼吸器病の早期発見・早期治療が可能となり、肺炎牛の発症率が激減しました。
ちなみに、この全頭検温を始めて、すでに8年くらい経過しています。
今や外部導入後のルーチンワークとなっている全頭検温ですが、どのくらい「時間」がかかっているのかの疑問に思い撮影してみました。
今月は、7頭導入しましたので、7頭検温の完全ノーカット版です。
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結果は、約8分でした。
1頭約1分とチョッとですが、その時間よりも驚いたのがスタッフさんのスキルの高さでした。
これは牛飼いさんや獣医師の方が見れば分かると思いますが、捕まえた後の牛のコントロールや直腸への体温計の挿入などの一連の動作がとてもスムーズなのです。
下手したら獣医の僕より上手かも(笑)。
また、保定時のロープワークも全頭同じにしてあるので、牛を放す時も素早く出来ています。
ずっと、見ていられるような動画ですね。
日々の鍛練のたまものだと感じさせられました。