1匹残らず駆虫してやる!

1匹残らず駆虫してやる!

どうもこんにちは!大塚です。

熊本も梅雨に入り、蒸し暑い毎日が続いてます。

この時期に増えてくるのが“ダニ、シラミ”です。

みなさんの牛たち痒がってませんか?

佐々畜産でも駆虫するため、

定期的にブラッシングを行ってます。

ブラッシングで使用するのがこちらの一式。

では、実践です。

ブラッシング前の状態

月齢25ヶ月の牛です。

ブラッシング後。

仕上げにサンマコー粉剤3%を散布して完了です。

使用したブラシはキレイに洗浄後、

ビルコンでしっかり消毒します。

まとめ。

“シラミ、ダニ”は中期以降の牛によく見られます。

そうなると気になるのが散布剤の出荷規制です。

佐々畜産ではサンマコー粉剤3%を主に使用しています。

出荷規制ですが、

サンマコー粉剤3%(7日)

ネグホン(14日)※現在製造中止

アイボメック(37日)

バイチコール(2日)

経皮吸収しない物ほど規制が短いです。

又、皮膚炎の酷い牛をブラッシングする際は

白癬菌などの菌による感染を避けるために

同じブラシではなく

違うブラシを使用するのがオススメです。

痒みによるストレスもそうですが出荷までの期間

いかにストレスフリーな管理ができるのかが、

良い枝肉に繋がると信じてます。