前回の共励会には、実は裏話があるのです。
先ずは、出品牛の生体の写真と動画です。
無駄な脂が付いてなく、筋肉質で申し分ない生体です。
この牛の出荷準備の際に、血統と生産者を確認していたら、何か見覚えがあるなと感じたのです。
実は、今年の2月頃にこの牛の「お兄さん」牛を出荷していたのです。
茂勝朗-安福久-忠富士
枝肉重量 554.9kg
BMS12
「はなみの1」という母牛の産子です。
私の記憶に残るほど、素晴らしい枝肉だったのを覚えています。
もちろん、この枝肉成績が出る前に、すでに「弟」牛は、導入していました。
記憶にはありませんが、兄弟とも素牛の表現型が良かったため、導入したのだと思います。
これは肥育農家によって異なりますが、私の場合は、実績牛を積極的には導入しません。
しかし、能力のある母牛の子牛は、やはり兄弟ともに表現型が良いことが多く、今回のように知らずに実績牛を導入していることがあるのです。
2頭とも私の農場に来てくれたことに感謝です。