どうもこんにちは!大塚です。
先日、仕上げ牛舎にて
JA熊本経済連の指導員の方に
超音波診断装置(USG)を用いた
肉質判定をしていただきました。
枝肉にしてみないと分からない
ロース、バラ、ガブリ、皮下の厚さなど
USGにて生体の状態で判定していきます。
慣れるまで見るのが難しいですが(^_^;)
輝点が多いほど脂肪交雑(BMS)が高く、
ガブリの厚さや、ロース芯の大きさなどから
だいたいの枝肉構成が想像できます。
また、
僧帽荕の“しこり”はUSGにて判断できるので
的確な選畜で共励会での入賞率を向上できます。
【まとめ】
USGによる肉質分析により牛の出荷厳選ができ
経営面で参考になる優れた診断装置です。が‥
1番のデメリットは技術者による精度です!
経験の浅い技術員ほど判定に開きがあり、
あいまいな分析になってしまいがちです。
佐々畜産では約3年ほど前から熊本経済連の
坂本指導員にお世話になっています。
プローブを当てた瞬間の見え方から
“良し悪し”ハッキリとした分析をして頂いており、
実際の枝肉と判定結果との誤差もわずか!
「生産者の農業所得を増大したい。」と、
かなりUSGに意欲のある素晴らしい方です!
技術者の主観で経営を左右する優れ物。
是非、試されてはいかがでしょうか♩