君の僧帽荕は何センチ?

君の僧帽荕は何センチ?

2021年6月30日

どうもこんにちは!大塚です。

先日、仕上げ牛舎にて

JA熊本経済連の指導員の方に

超音波診断装置(USG)を用いた

肉質判定をしていただきました。

枝肉にしてみないと分からない

ロース、バラ、ガブリ、皮下の厚さなど

USGにて生体の状態で判定していきます。

慣れるまで見るのが難しいですが(^_^;)

輝点が多いほど脂肪交雑(BMS)が高く、

ガブリの厚さや、ロース芯の大きさなどから

だいたいの枝肉構成が想像できます。

また、

僧帽荕の“しこり”はUSGにて判断できるので

的確な選畜で共励会での入賞率を向上できます。

【まとめ】

USGによる肉質分析により牛の出荷厳選ができ

経営面で参考になる優れた診断装置です。が‥

1番のデメリットは技術者による精度です!

経験の浅い技術員ほど判定に開きがあり、

あいまいな分析になってしまいがちです。

佐々畜産では約3年ほど前から熊本経済連の

坂本指導員にお世話になっています。

プローブを当てた瞬間の見え方から

“良し悪し”ハッキリとした分析をして頂いており、

実際の枝肉と判定結果との誤差もわずか!

「生産者の農業所得を増大したい。」と、

かなりUSGに意欲のある素晴らしい方です!

技術者の主観で経営を左右する優れ物。

是非、試されてはいかがでしょうか♩