我が家で一番古い建物は、約40年前に父が建てた牛舎です。
父が肥育を始めた時の物で、通称、「下牛舎」、鉄骨の牛舎です。
「パッと見」、そんな古く見えませんが、細かい所を見ていくと傷んでおり、枠のピン受けなどは、ボロボロです。
敷料交換や牛の移動に伴う枠の開閉時には、大変な労力が必要でした。
さらに、ウォーターカップ付近の水場は、ひどく傷んでおり、牛が怪我をすることもたまにあり、とても危険な状態でした。
もちろん、古い牛舎なので新しい牛舎に建て替えるのが一番良いのですが、今の時代なかなか大きい投資するのは難しいのが現実です。
いつか修理しなければと考えていましたが、そのままになっていました。
しかし、ある日突然、業者さんが牛舎に訪ねて来て、修理することになりました。
工期は2週間くらいでしたが、見違えるように綺麗になりました。
仕上がりには、とても満足しています。
我が家にとっては痛い出費となりましたが、日々の労力削減や事故予防のことを考えれば良い投資だったと思います。
後5年くらいは、快適な「牛飼いライフ」が送れそうです。