先日、とうとう待ちに待ったセンサーを装着しました。
その名も「イヤタグセンサ(デザミス株式会社)」、耳に装着するタイプのセンサーです。
今、肥育牛達に装着しているセンサーは、「首輪」タイプです。
このタイプでも佐々畜産にとっては、日々健康管理に欠かせないものとなっていますが、少しだけ問題点があります。
それは、牛達の成長に合わせて首輪を緩めなければいけない点と、肥育牛の角が他の牛の首輪に絡まり、稀に死亡事故が起きてしまうのです。
死亡事故を防ぐのが目的なのに、巻き込み事故を起こしてしまっては、本末転倒です。
そこで登場したのが、軽量タイプのイヤタグセンサなのです。
これならば、肥育牛同士がじゃれ合っても安心です。
装着方法は、耳標をつける要領で簡単に設置可能で、肥育牛が出荷するまで、そのまま装着しておけば良いのです。
何年も首輪タイプのもを見慣れているので、スッキリした感じがします。
このイヤタグタイプの方が、活動量などのデータの取れも良いとのこと。
今回は、3ヶ月間限定のトライアル(お試し期間)ですが、今後は肥育牛全頭に装着することになると思います。
このトライアル期間に、データの取れ方や脱落の有無など、実際の使用感などを見てみます。