2022年3月10,11日に熊本県家畜市場にて黒毛子牛のセリが開催されました。
肥育期間にもよりますが、3月、4月、5月頃に導入した牛達は、出荷時には年末売り用となりますので、肥育農家の購買意欲も上がって来ます。
第1日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 871,415円 (前回比+59,582円)
メス 707,370円 (前回比 +832円)
第2日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 840,983円 (前回比+29,150円)
メス 686,417円 (前回比ー20,121円)
2日間の平均のセリ結果は以下の通り。
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去勢 857,131円 (前回比+45,298円)
メス 697,291円 (前回比 ー9,247円)
2日間の子牛競りを終えての感想は、今の枝肉相場と照らし合わせると、5~10万高のような印象でした。
何頭も競り負けた牛がいました。
もちろん、20ヵ月後のことは分からないのですが、強気の肥育農家さんが多かったです。
今回の導入牛達です。
中に小さい個体がいます。
実は、この牛は共励会用の牛なのです。
前にもお話しましたが、今の共励会というのは、「瑕疵」と「体重」との戦いなのです。
多分、この大きさで順調にいけば、枝肉重量500~540kgくらいになると思います。
20ヵ月後が楽しみです。