2022年8月11日〜12日に、熊本県家畜市場にて黒毛子牛のセリ市が開催されました。
お盆前の枝肉価格の市況としては、例年になく価格が下落していました。
一般的な黒毛和種の農家では、4等級で2000円/kg前後、5等級の8~10番で2100~2300円/kg程度ではないでしょうか。
現在の飼料価格の高騰等を考慮すると、子牛のセリ価格は下がるのではないかと予想していましたが、結果といえば…?
第1日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 705,897円 (前回比ー1,097円)
メス 593,252円 (前回比ー20,986円)
第2日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 718,211円 (前回比+11,217円)
メス 595,428円 (前回比ー18,810円)
両日の平均セリ結果は以下の通り。
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去勢 712,131円 (前回比 +5,137円)
メス 594,345円 (前回比ー19,893円)
去勢の価格は、先月より若干の上げ、メスは約2万円の下げとなりました。
この結果の大きな要因としては、大手の企業畜産の参入が大きかったのかなと考えられます。
よって、上の方(血統やDGが良い)の子牛は、手が付けられない状態でしたが、少し牛を落とせば手頃な価格で落とせる印象でした。
我が家の導入牛と言えば、去勢を10頭購買し、平均71万(税込み)でした。
今回の導入牛に関しては、満足しており、順調に行けば、枝肉重量530kg、BMS10~11くらいは期待出来そうです。