2023年9月6~8日に、熊本県家畜市場にて黒毛子牛のセリ市が開催されました。
第1日目(9/6)のセリ結果は以下の通り。
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去勢 572,277円(前回比-25,642円) メス 466,545円(前回比 -9,755円)
第2日目(9/7)のセリ結果は以下の通り。
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去勢 593,007円(前回比-4,912円) メス 467,333円(前回比-8,967円)
第3日目(9/8)のセリ結果は以下の通り。
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去勢 569,908円(前回比-28,011円) メス 468,354円(前回比 -7,946円)
3日間(9/6~8)の平均セリ結果は以下の通り。
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去勢 578,516円(前回比-19,403円) メス 467,338円(前回比 -8,962円)
9月も去勢も雌も下げとなりました。少し枝肉相場は、回復気味ですが、円安もあり飼料高が響いているのか、肥育農家の購買意欲は低下していました。
今月は、スソ物が割安感があったので、下のランクの牛も購買しました。
以前もお話ししたと思いますが、例えば6番目の牛は、落としの30万程度で導入しています。
ここで大事な事は、30万だから買ったのではなく、チェックしていた牛が、たまたま安かったのです。
素牛を選畜する時に、血統と牛そして生産者、全てが◎の牛ばかりチェックしていても、予定の頭数揃えるのは、難しくなります。
よって、下見の段階では、ある程度のランクの牛達を幅広く見ておき、その日の相場で揃える牛のランクを変えて購買するように意識しています。
就農当初は、◎ばかり導入していましたが、素牛価格が高くなり、利益率が低く儲からないことが分かり、今の方法に変更するようになりました。
もちろん、肥育農家さんの考え方は、千差万別あると思います。
しかし、大事なことは、しっかり利益を確保することだと思います。