近くの流通センターで、対米輸出用の枝肉販売が2頭ありましたので、検品に行ってきました。
①幸忠栄×安茂勝×美津照(自家産)
枝肉重量 565.5 kg
A-5 BMS 12
ロース 79 バラ 9.1 歩留基準値 75.5
②紀多福×美国桜×百合茂(自家産)
枝肉重量 584.5 kg
A-5 BMS 12
ロース 83 バラ 9.4 歩留基準値 77.4
ウ カブリ カ 肩
②の枝肉は、カブリのシコリがひどく、少しハート芯でしたが、もも抜け及び張り、内面脂肪の付着具合などが素晴らしく、充実した枝肉でした。
また、①の枝肉の種雄牛の「幸忠栄 」号は、茂勝栄×金幸×忠福の組み合わせです。前日の自家産の雌も枝肉も同じ種雄牛でした。
前評判通り、サシ気もそこそこあり、枝肉重量が十分取れるような感じがします。
もちろん、子牛の市場評価の問題もありますので、生産農家さんに直ぐにはお勧めできませんが、一貫農家さんにとっては、魅力的な種雄牛かもしれませんね。