2023年4月5日〜7日に、熊本県家畜市場にて黒毛子牛のセリ市が開催されました。
第1日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 713,511円(前回比-24,395円)
メス 583,546円(前回比-10,330円)
第2日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 709,808円(前回比-28,098円)
メス 587,386円(前回比-6,490円)
第3日目のセリ結果は以下の通り。
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去勢 743,774円(前回比+5,868円)
メス 584,909円(前回比-8,967円)
3日間の平均セリ結果は以下の通り。
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去勢 722,214円(前回比-15,692円)
メス 584,813円(前回比-9,063円)
今年の10月から天草の子牛市場と完全に合併するので、その移行期間として、この4月より3日間の開催となりました。
実際に、3日間の開催となったことで、1日の上場頭数が減りセリが早く終わるのと、天草の牛も購買出来るので個人的には良かったと思います。
さて、今月の相場感としては、先月より平均価格は下げていますが、上物とスソ物の価格差があったような気がしました。
血統と牛が揃えば、去勢で落としの70万円~、というような感じであったのと、90万円オーバーの異常な価格の牛は少ないような印象でした。
佐々畜産としては、去勢 7頭を導入しました。
年末売りとなる4月なので、血統と牛ともに上物を購買、出荷時の平均枝肉重量は550~600kgのBMS11前後を予想しています。
7番目に導入した「紀多福」は、その日一番気に入った牛でした。病気をせずに順調に行けば、650kg超えになると思います。
少し肉牛でしたが、「顔付き」と「皮膚のゆとり」と「品性」が気に入り購買を決めました。