2024年5月8~10日、熊本県家畜市場にて黒毛子牛のセリ市が開催されました。
第1日目(5/8)のセリ結果は以下の通り。
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去勢 608,117円(前回比-62,861円)
メス 468,088円(前回比-52,824円)
第2日目(5/9)のセリ結果は以下の通り。
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去勢 661,969円(前回比 -9,009円)
メス 461,356円(前回比-59,556円)
第3日目(5/10)のセリ結果は以下の通り。
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去勢 630,357円(前回比-40,621円)
メス 464,262円(前回比-56,650円)
3日間(5/8~10)の平均のセリ結果は以下の通り。
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去勢 632,054円(前回比-38,924円)
メス 464,590円(前回比-56,322円)
今回は、初日のみの参加となりました。結果の通り、先月より去勢/メスともに下げとなりました。
相場感としては、スソものより上の方が割安感があったので、枝重重視の牛たちを競り落としました。
去勢を5頭導入(金額は税込みです。) ↓↓↓
ゴールデンウィーク前後も枝肉価格が低迷しています。
このままの相場が続けば、来月は子牛市場はまだ下げとなりそうな感じです。
今後も円安が続くことが予想されるので、飼料価格は当然の如く現状維持または上げ。
最悪です。
肥育農家および繁殖農家がともに生き残るためには、インバウンド需要と輸出増で枝肉価格が上がるのを望むのみです。
今月導入したこれらの牛ならば、枝重550kg、BMS11前後くらいはいけると思います。
まずは目の前のやるべきことを堅実に行い、牛たちをしっかりと肥育して、能力を十分に引き出し、無事に出荷することこそが、私たちに出来る最善の策ではないでしょうか。