日々のニュースで好評だった福之姫の産子の産肉成績の第2弾です。
前回より頭数は少ないですが、今回も第1群の後の出荷順に掲載しています。
やはり、平均BMSは11.67というハイレベルな結果でした。
最近になり、多くの共励会で福之姫での入賞牛を目にするようになりました。
もちろん、共励会には福之姫が「てっぱん」だと思いますが、枝肉重量が取れますので、通常出荷にもお勧めです。
枝肉重量が取れる理由としては、肥育中期移行の鞍下(くらした)の肉の乗り方が他の種雄牛とは明らかに異なります。
上の写真で分かるように、同じ部屋なのに、福之姫の産子の方が冷蔵庫のように四角い形になっているのが分かります。
また、もう1つ注目すべき点が歩留基準値の高さです。72以上でA等級となり、75以上あれば高得点と言えます。
歩留基準値が高い方が肉量が多く、肉屋にとっては使い勝手の良い枝肉と言えます。
最近は、BMSよりもこの歩留基準値の方を優先して購買するお肉屋さんも多いのです。
やはり、福之姫の魅了というは、「サシ」だけはなく、枝肉重量や歩留基準値の高さかもしれません!!!