みなさん、こんにちは熊本家畜診療所の深水です。
乳下痢を繰り返す
哺乳中に乳を喉にひっかける
虚弱で乳を十分に飲めない
皆さんの農場にもこのような子牛がいませんか?
もちろんこのような子牛がいたら獣医師の診察を受けましょう。
治療や指示によってすぐに子牛が乳を十分に飲めて、問題なければいいですが、実際は完治するまでに数日かかり、状況によっては哺乳量を制限することがあります
そんな時、哺乳量を制限した分、他のもので栄養を補いたいと思いませんか?自分は思います。
配合飼料や、糖蜜固形化物でもいいですが、手軽に経口投与できるネオドリンクCというものもあります。
これは中鎖脂肪酸を主成分にしており、経口投与後すばやくエネルギーになるものです。なので、乳を飲めない子牛や哺乳量を制限しなければいけない子牛に治療と同時に使ってみるのもいいと思います。
実際に使ってみると、子牛は元気づいて、少し顔つきも良くなったりします。
「給与方法」
生後2か月齢までの子牛に1日1本30mlを代用乳に添加又は直接給与してください。
「使用子牛例(給与期間)」
生時体重が小さい、産まれながら虚弱(生後~30日間)
ミルクが飲めない(3~5日間)
餌付けが食べれない(3~5日間)
下痢や風邪で弱っている(3~5日間)
移動時のストレス(3~5日間)
元気がない (3~5日間)
手軽に給与できて、エネルギーを足せるのでぜひ使ってみて下さい。