来る11月5日(金)に「第12回熊本県畜産まつり」が開催されます。
毎回、「丑年」に開催される枝肉共励会で、酪連、畜連、経済連の垣根を越えて競い合います。
要するに12年に1回、「丑年」に行われる大きな枝肉共励会で、各農家さんも例年以上に気合いを入れます。
佐々畜産も例外ではなく、選畜から経済連と強力しながら、出品牛を決めていました。
血統 : 幸紀雄-安福久-勝忠平
血統と体型と申し分なく、当農場でも最上級です。
そしていざ、満を持して月曜日に出荷したのですが、思いもよらない結末を迎えました。
この共励会は体重制限があり、屠畜時「880kg以下」となっていました。
結果は、「893kg」で体重オーバー。参考出品となってしまいました。
今年一番の「笑撃」を受けました。
あまりの衝撃で笑うしかありません。
なぜなら、約1ヵ月前に事前体測もしており、安心していました。
最近の肥育牛というのは、大きければ大きいほど肥育成績がよく、仕上げ期に突入するとさらに牛に「力」が出て伸びてきます。
よって体重制限のある共励会では、体重との戦いとも言えます。
もちろん、それらの事を踏まえ万全の体制で挑んだつもりでした・・。
とても残念で悔しいです。
しかし、物事には100%というのは無いと改めて感じさせられ、とても勉強にもなりました。
ちなみに、生体重893kg、枝肉重量628.6kg、枝肉歩留70.3 でした。