近くの流通センターで、3頭の枝肉販売があったので検品に行ってきました。
今日は写真が上手く撮れていなくて申し訳ありません。
①福之姫×美津照重×百合茂
枝肉重量 618.4kg
A-5 BMS 10
ロース 67 バラ 8.8 歩留基準値 74.1
②福之姫×直太郎×安福久
枝肉重量 595.1kg
A-5 BMS 8
ロース 66 バラ 8.6 歩留基準値 74.2
③若百合×花之国×安福久
枝肉重量 510.2kg
A-5 BMS 12
ロース 78 バラ 7.9 歩留基準値 77.0
以前、佐々畜産での福之姫の成績についてまとめたものを掲載したことがあります。
コチラ↓↓
今日は、①②の2頭が福之姫でしたが、BMSはイマイチでした。
最近、福之姫の枝肉成績が以前ほど良くないですね、というご指摘を受けることがあります。
その理由は簡単で、以前に比べて導入時の素牛の質がベストではないということです。
というのも、以前に比べて福之姫の人気が高くなり、素牛としてベストなものは価格的に手が出ず、少しランクの低い素牛となってしまっているのです。
ですが、
成績としてはイマイチですが、導入価格を低く抑えながらも枝肉重量が取れているので、枝肉成績としてパッと見の良い③よりも、①②の儲けは大きいのです。
これぞ福之姫の実力‼︎ですね。
今回は改めて、
同じ福之姫でも、やはり導入素牛によって仕上がりが違うこと、
ある程度の枝肉の質と重量があれば、儲けが取れる、すなわちそのバランスが重要であること、
を考えさせられました。
皆様の参考になれば幸いです。